日本スケート連盟は本日、今シーズン優秀な成績を収めた選手の功績を称える表彰式を都内で開催しました。フィギュアスケート、スピードスケート、ショートトラックの選手約60名が出席し、最も輝かしい成績を収めた選手が表彰されました。
最優秀選手に選ばれた三浦璃来&木原龍一ペア、高木美帆選手
最優秀選手にあたるJOC杯には、フィギュアスケートの三浦璃来選手と木原龍一選手のペア、そしてスピードスケートの高木美帆選手が選ばれました。
三浦選手と木原選手は、フィギュアスケートの世界選手権と四大陸選手権で2年ぶりの優勝を果たし、ペアとしての実力を証明しました。「りくりゅう」の愛称で親しまれる二人は、再び最優秀選手として評価されました。三浦選手は、試合よりも表彰式での緊張感が強かったとし、けがなくシーズンを乗り切れたことに満足しており、来シーズンに向けて引き続き努力する意欲を示しました。
一方、高木選手はスピードスケートの世界距離別選手権で女子1000メートルの連覇を達成し、ワールドカップでの通算勝利数が日本歴代最多記録を更新しました。彼女は、来年のオリンピックを見据え、金メダル獲得を目指し、今後も愚直に進んでいきたいという決意を述べました。
優秀選手賞に選ばれた島田麻央選手
また、優秀選手賞にはフィギュアスケートの島田麻央選手が選ばれました。16歳の島田選手は、世界ジュニア選手権で男女を通じて初の大会3連覇を達成しました。彼女は、シーズンを振り返り、良い試合もあれば悔しい試合もあったものの、最後には世界ジュニア選手権で良い演技を披露できたことを喜びました。次のシーズンに向けては、これまでの成功をしっかり考えながら、練習に取り組む意気込みを示しました。
来シーズンへの期待
今年の表彰式では、選手たちがそれぞれの成果を喜び、来シーズンに向けた抱負を語る場面も多く見られました。特に高木美帆選手のように、次のオリンピックを見据えてさらなる成長を目指す選手たちの姿勢に、ファンからの期待も高まっています。日本のスケート界は今後も、世界で活躍する選手たちによって盛り上がりを見せることが予想されています。